ボウリング・フォー・コロンバイン

アメリカはNRAっていう銃の組織が幅を利かせてて、国民が銃を持つ権利を持ってるから、銃で死ぬ人が年間11000人居る、というドキュメンタリー。
内容を鵜呑みすると、米国の白人は常に身の危険を感じ、怯え、だからこそ自衛のために銃を持つらしい。なるほど、不安は商売になるってことだ。だからこそメディアは不安を煽るし、この映画だってアメリカが危ないという不安を与えて客をとる。
銃乱射事件で犯人が聴いていたってことで悪者にされたマリリン・マンソンはそこのところをちゃんとわかってて、だからこそ自分のロックを聴いてくれるし、かつ簡単に悪者にされるってことを語ってたのが印象的だった。あと、「弾を5000$にしたらいい」ってのも。