銀色のオリンシス

取って置いたやつ。13話は早く見終わるな、と。
荒廃した1500年後の地球で、正体不明の野良ロボットを倒して生計を立てているハンターらの中の一人が主人公。街で出会った不思議な少女に別の人間に間違われて付きまとわれ、その娘が召還した巨大ロボットを使っていくうちに騒動に巻き込まれていく、という感じです。
オリンシス(巨大ロボ)、クロウラー(味方雑魚)、ガーデナー(敵雑魚)のデザインに云々言うつもりは無いんですが、ガーデナーは虫を元にしてる感じで、クロウラーはそのパーツを組み合わせたも。まぁそんなもんかな、と。が、オリンシスはゴルト(金)、ジルヴァ(銀)、シュバルツ(黒)と、名前がそのまんまドイツ語読みで、考えなさ過ぎなんじゃなかろかと。昔はなじみの無い英語を何にでも使えばOKという感じだったけれど、今はそれがドイツ語になったということかも。ヴァイス=クロイツよろしくw ロボットはパイロットが念じればそのとおり動くし、浮遊も自由自在。基本的にエネルギー波で攻撃、防御するのでなんのこっちゃわかりません。緊迫感もありません。オリンシス同士の戦いだと急所(=同乗者)以外の部分にダメージを与えてもどうにかなるということもなく、最後の2,3話はずっとじゃれあってて、そりゃどうなんだと突っ込みを入れたくなります。
主人公がホントにダメなやつで、自分の意志が無く女の子にフラフラ、戦闘でダメージを受けると同乗者が痛むと知ると敵を前にして戦闘放棄。相手の撤退のふりに考え無しに追っていって結局チームメンバーを殺してしまい、しかもそれを他人のせいにする悪質さ。それじゃ感情移入も出来ませんよ。
amazonではエライ言われようですが、ロボットに思い入れが無いオレには、そんなに言うほどでもないかな、と思います。ボロクソに言ってますけどね。