とある魔術の禁書目録

全ての特殊能力を無力化できる主人公が、超能力の街で魔術者などと戦う話の第一期。ラノベ原作。
超能力開発都市でのお話というのは良いです!が・・・超能力を右手に当たったときに無力化できるというのはわかるのですが、無力化の前までに発生した熱などが右手以外の部分にまったく影響していないのが解せません。運動量や力も無力化できるなら摩擦も発生しないから物とか持てませんわな。
どうもラノベというのは1巻出してみて人気があれば続編を出していくという形が一般的のようですが、この作品ではおそらく原作1巻の終わりに当たる部分で主人公が再起不能、記憶喪失になってしまい、その後記憶喪失のまま進行するというのが斬新というか無茶苦茶というか。ただ、最近は主人公が記憶喪失になることで視聴者と同じ立場でその世界を体験するというものがチラホラ見受けられるので、その点ではセオリーに即しているのかもしれません。
ヒロインのインデックスはバカっぽさに可愛げがあるのですが、話の進行に関わらせにくいせいか影が薄くなってしまいますね。確かに世間の評判どおりでした。