ベン・トー

ラノベ原作。半額シールのついた弁当をリアルファイトで奪い合う話。
題材はキャッチーなんですが、実際はイマイチな出来でした。
・争奪戦を崇高なものに捉えたい流れはわかるが、結局リアルファイトしたいだけに見える。
・弁当が欲しいために戦うという大目標が、アニメ化でバトルシーンを間延びさせたため失われている。
・一般人が往来する店内でいきなりバトルが始まるのが変。店も迷惑でしかない。
・売れ残りを発生させるため?に一般客の邪魔をしているのは、どう考えても不道徳。
・別の部活の組織行動を否定しているわりに、結局主人公らもチーム戦をしてる。
・毎日ボコボコに長時間殴り合ってるのに、平気なわけがない。
・一般人の主人公が実践だけで強くなるのが謎。

キャラごとに二つ名が付いていること、買い物カゴを使った”ならでは”な格闘方法は良かったです。「エアマスター」感は感じました。