さんかれあ

ゾンビマニアの主人公が、偶然作れたゾンビ化薬で偶然会ったご令嬢をゾンビ化させてしまう話。

タイトルのひらがな表記からしラノベ原作のハーレムものかと思いきや、話は陰湿でシリアス。といっても主人公はゾンビ娘好きというだけで特に色は無く、ご令嬢のさんか・れあさん側の家庭の事情に巻き込まれてしまうといったもの。生まれながらのエリートだったお父さんは家の反対を押し切って病弱だったお母さんと結婚し、れあの出産とともにお母さんは死去。後妻ともうまくいかず、れあにたいしてお母さんの代わりを求めて変質的愛情を注いでいるというものでした。ヒロインのお家事情に巻き込まれているだけで主人公の熱情が感じられないのが今風というか、草食系というか。

ヒロイン役の内田真礼はこの役でメジャー化したというか色が付いたのではないかと思いますが、声や演技に特徴が無いので、アキバレンジャーの博士役のほうで押していって欲しいです!