シゴフミ

死後の世界からの手紙を届ける配達人の話・・・じゃなかったっけ?
前半はそういう話だったような気がします。死んだ人の恨みや遺言など、まー色々言いたいことはあるでしょうし、それでいい話にもサスペンスにも出来るんでしょうけど、まーシゴフミをあんまり生かせてないというか、あんまり上手い話になってないような気がします。自殺してないオレには自殺した人に共感できないのかもしれません。
後半は主人公の特異性というか、配達人が実は植物状態だった人間の人格の1つだったという話になっており、シゴフミ関係なくなっちゃいました。異常な父親との関連、分裂した人格とその融合はいいんですが、それってシゴフミと関係なくないですか?「幽遊白書」で5巻までが好きだったオレとしては、シゴフミベースの話を一貫してほしかったです。